8月26日から9月1日まで出羽三山神社秋の峰修行に参加してまいりました。コロナ禍のため3年間一般参加が出来なかったのですが、丸4年ぶりに参加することが出来ました。多いときは160人からの入峰者となるのですが、今回は80人限定として執行されました。未だ様子見の感じです。3年間の不摂生と老化を痛感した峰中でしたが、久しぶりの行堂と修行の雰囲気をたっぷり味わいました。今年で19回目の参加でしたが、神社の峰中は20回で満行引退の慣例があるので、次回で卒業となります。きちんと締めくくれるように今から精進しておきたく存じます。
峰中修行に引き続き、三山参拝も行いました。今年は月山卯年御縁年ということで、家内を連れて登拝してまいりました。山形県庄内地方も猛暑が続き、熱中症対策を常に気に掛けながらの修行となりました。標高414メートルの羽黒山は暑くて日向の草木は立ち枯れるほど。1984メートルの月山も雨が降らず水不足で、頂上本宮の職員さんも大変でした。いつもは冷たく流れの強い湯殿山の沢も、水が少なく水温が高いため淀みには藻が発生していました。水の有り難さを痛感する今年の出羽三山でした。
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